今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜45で推移していたようだ。ピークは昨日13時。昨日夕方、フクイチの汚染水貯蔵タンクは23群区域あって、それらを囲う堰の12区域から雨水があふれ出したという。放射性物質濃度が排出基準未満だった場合は敷地内に排出できるが、今回はまだ測りもしないうちにあふれだしたんだそうな。これも、想定外の雨かいな。台風が来る、雨が降るなんてのは、天気予報を見てりゃ幼稚園児でも知っている。って、何度書いたかなあ。10月3日にもあふれてたなあ。さらにこの記事によると、東電は堰を30cmから60cmにかさ上げする予定が、工事が追いつかないままに台風シーズンを迎えたっちゅーんだが、これはつまり、工事費をケチっているんである。東電、もう2期連続で赤字だし、このまま3期目も赤字だと破綻も同じである。それが怖くて関電は、フクイチみたいなウルトラ不良債権を抱えていないこともあり、猛暑で冷房需要増なんて馬鹿みたいな理由をこじつけて、無理くりながら黒字に転換した。東電は賠償をゴネ、支出を最小限に押さえ込んで、政府の補助なんかと帳尻を合わせるつもりなのかもしれない。つまりこういう企業体では、やはりフクイチの迅速な処理など構造的に不可能だということなのだ。