今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。東電はフクイチ(イチエフ)の作業員の環境を改善するため、日当に1万円上乗せするそうな。ただ、記事にもあるように、アソコの作業はああいう作業だから、もともと1万円乗っていて、問題なのはそれが作業員にたどり着かないことなんである。1万円乗っかってるなんて、中間業者にしたらこれほどオイシイ草刈り場はない。そういう問題を放置して、単に支払いを増やすというのは、そいつらにさらに抜かれても、多少は末端にも行き渡るだろう、ということである。あの4号基のヘリ放水のように、まあ、何トンか水撒けば、何リットルかは入るだろう、みたいな話だ。ヘリの水は海で汲めばいいけど、東電が中抜き業者に払うカネは税金であり、電気代だ。「40年かかる廃炉作業で、作業員の安全確保は不可欠。作業員のモチベーションを高め、廃炉作業を加速させたい」なんて胸張って会見するのもいいけど、んなことより自社社員をガンガン投入するとか、廃炉専門部門作って直接雇用にするとかして、作業員の教育をしてスキルアップする仕組みだとか、合理的は廃炉費用にするとか、もっと根本的な手を打てっちゅーの。