今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は36〜41で推移していたようだ。これまでは、雨が降ると地中から放出されて塵に含まれ、大気中を漂っている自然の放射性元素によって線量が高くなるとか言われて、まるでソレは原発に関係ないみたいなニュアンスで説明されてきたわけだけど、結局は原発由来の放射性物質は、その塵に含まれる線量を上げているのだ。36っちゅーのは、雪がそこらのなんだかんだを地表へ落とし、そして地表の放射性物質を覆い隠して表示された、茅ヶ崎本来の自然空間放射線量なのかもしれない。しかし明日にはまた、40前後に数値が上がるに違いない。茅ヶ崎は結局、事件前から十数パーセント高い数値で落ち着いている。終息宣言の出たはずのフクイチからは、相変わらず新たな放射性物質が供給され続けているんだろう。
あれ以来、事態はなにも変わっていない。好転したことなど、ほとんどなにもない。しかし都知事選で反原発候補が敗れたことを好餌に、安倍(=経済界)は新・エネルギー基本計画に、当然のような顔をして原発推進を強く盛り込んでくるんだろうなあ。