今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜41で推移していたようだ。写真は朝の8時8分。こんな日にTDLで遊び呆けていて、どの口が言うんだ、という話もあるわけだけど、忘れてはいけないことがあるのだ。もちろん1万数千人もの人々が亡くなった地震のこともそうだけど、ポリティカルな意味でも忘れてはいけないのが、原発のことだ。まるでもう、遠く過ぎ去った過去のような顔で、安倍は再稼働にひた走っているわけだけど、実は言うまでもなくフクイチ(1F)は、その廃炉作業の端緒につくどころか、相変わらず放射性物質をダダ漏れさせ続けていて、それを止めることさえできていない。そんな放射性物質を堰き止めたり、あるいは除染する技術を開発するための、その基礎研究レベルが、いままさにはじまった、という感じなのだ。新聞などにはいろんな対策が発表されて、明日にでも問題が解決するような情報操作が行われるわけだけど、実用化されている技術などほとんどない。いま、あそこで実用化されているのは、穴掘って汚染水を貯めるといった程度の、サルでも出来そうなことだけだ。人間なら、敷いたビニールが破れたら、とか、揺れてあふれたら、なんてことも考えるけど、サルはそんなこと、きっと思い付かないんだなあ。
