今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜51で推移していたようだ。ピークは昨日の午前9時。大飯原発の運転差し止めを福井地裁が命じたことで、今朝の朝日新聞はトップから35面まで6面に渡って大特集である。確かにこれまでの行政訴訟は、その大半が行政や大企業の都合や現状を斟酌し、住民にガマンを強いるものばかりだったわけだけど、今回は人間が生存することと、電気代が安くなることを同列に論じることが、法的に間違っていると明快に断じるなど、珍しく論理的に正しいな判決だけに、反原発の朝日は大喜びだ。対して原発推進し、電力会社の赤字を原発で解消することが重要と考える産経は、(判決など関係なく?)規制委がオッケーしたら再稼働、という官房長官談話を紹介したり、「素人の無見識な判決」と玄人?識者の意見を載せたり、三権分立がわかってないのか”行政と司法がそれぞれの基準で安全性に判断を示すことに反発や疑問の声があがった”とする地元自治体の声を紹介したり、やっぱり大騒ぎだ。