今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜44で推移していたようだ。ピークは16〜19時と21時。まあ、雨が降ってた時間を中心に、高めの推移の一日だった。
日本原電の敦賀2号機直下の断層が、改めて活断層だと認定された。全原発が寝ている日本原電には、敦賀2号機が死活問題。こいつが廃炉に追い込まれると,企業としても引導渡されたようなものだから、どんな手を使ってでもひっくり返しにかかってくるだろう。去年5月に活断層だと認定され、原電は追加の調査結果なるものを持ち出して再調査に至ってたわけだけど、「昨年5月の結論を変える必要はない」と規制委に報告されそうな状況。ルールに従って審査されれば安全審査に合格しない。仮に現政権の言う「安全が確保された原発は粛々と再稼働させる」というルールが公正に適用されるのならば、敦賀2号機は廃炉されるし、もしされなかったら、原発に関してのルールは公正ではない、ということだ。さて、どんな横槍が入るのか。とりあえずは行政訴訟か。
それにしても原発敷地を取り巻く断層がスゴイよなあ。直下の破砕帯が活断層かどうか、という問題でもめてるわけだけど、そもそも敷地に沿って北西から南東へ走る巨大な断層は、活断層である。よくもまあ、こんな場所に原発作るよなあ。もし、当時適地をさんざん探して、ここがベストだったんだとしたら、やはりそもそもこの国に、原発建てる場所なんかないってことだ。