今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は40〜42で推移していたようだ。今回の選挙で、ほとんど争点になってない原発問題。有力野党も原発に縛られてるんだからしょうがないんだけど、1F(フクイチ)の爆心地点は3年半過ぎても実質的に手つかずのままだ。もっとも手が出しやすいとされた3号機の燃料プールですら、100mSv/h超だったところは、除染してもなお60mSv/hもあり作業員が近づけない。目標値は1mSv/hだというんだけど……。
その一方で、関電は”電気料金の再値上げを政府に申請する方向で検討に入った“と、まあ見事なタイミングの援護射撃である。総括原価方式に甘えた世界的高価格で天然ガスを買い取り続けながら、原発再稼働の要求を通すための恫喝として電気料金の値上げを選挙戦の最中に言い出す。さらに「関電の想定より早く再稼働した場合、その時点で料金を下げる方針だ」という飴玉付き。そんな瞬間に、ヒョイッと下げられる料金なら、なんでいまこの瞬間に、値上げを言い出すんだか。
