今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。そんなわけで選挙の結果は、与党の圧勝である。過半数の238はおろか、すべての常任委員会で委員長ポストを独占し、かつ委員の過半数を確保するための絶対安定多数266議席を軽くクリアする291議席。与党の旨味を知ってしまった公明を合わせて2/3も楽々確保。もはや参院でなにをどうしようが、衆院だけで好きに法案を通してしまえる権力を、日本国民が彼らに与えたのだ。しかし基地問題で揺れる沖縄では、4小選挙区のすべてで自民は負けている。つまり原発の問題は、沖縄の基地問題ほどの争点になれなかった。福島ではひとつ落としているが、原発立地自治体では14小選挙区で11勝。宮城5区は元財務相で民主前職の安住淳、日立城下町の茨城5区は日立労組出身の大畠章宏が圧倒的に強いし、どっちも原発再稼働を主張している人間。つまり、いま原発が止まってる立地自治体は、そのすべてが再稼働を望んでいるというわけなのだった。
追記：11＋2は13で14ではない。つまりひとり書き忘れてたのを、いまなんとなく読み返してて気づいたので追記。鹿児島3区の野間健は去年国民新党を離党して無所属での出馬だが、もちろん「新基準を満たした原発は再稼働すべきだ」との主張である。(2014年12月17日23時10分)
