まるでワシが悪いことをしたような写真だが、これは去年の12月、事故現場に遭遇したときの調書取りなのだ。あくまでもワシは目撃者だけど、これもリッパな取り調べである。ワシのクルマまでが「一応」調べられているのは、もちろんワシに、ワシが道路に転がってた(と証言している)じいちゃんを、そもそも実は自分のクルマで撥ねて転がしたんではないか、という容疑もかかっているし、そうでない場合、てか、もちろんそうじゃないわけだけど、あとから被害者や加害者などに「実はあいつが先に轢いたんじゃないのか」と言われたときに、いや、ちゃんとクルマも調べたけどシロでした、と警察が言うための証拠集めなのだ。で、善良な市民としては、もちろん捜査には全面的に協力するわけだけど、しかーーし、日曜の朝8時半という深夜(笑)に電話してくるのはキツイぜ。あと、通る人やクルマが、みーんなワシを「犯人はコイツか」みたいな目で見るのがアレである。たとえばプレスのゼッケンか報道の腕章みたいに、[目撃者01]とか書いた腕章でも用意してくれれば、通りすがりの人には捜査関係者みたいに見えてこっちも気楽なんだけどな。