今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜48で推移していたようだ。ピークは昨日午後4〜5時。1F(フクイチ)から200km離れた茅ヶ崎で、0.001単位(それもマイクロ)の増減を記録したって、たぶん世の中的には無意味である。確認できることは、ただ福島からの核物質がいまも茅ヶ崎に届き続けていることだけだ。米National Institutes of Healthに載ってた「Arrival of the Fukushima radioactivity plume in North American continental waters.」つーページによれば、ブリティッシュコロンビア沿岸から沖にかけての26カ所でセンシングした結果、2012年6月には福島由来のセシウムが到達。半減期と拡散などによって、2015〜6年をピークに減少していくというモデルが紹介されていた。そのピーク値は、立方メートルあたり3〜5Bq程度である。何千kmも海流に乗って旅して5Bq。原発事件直後の福島沖では、どのくらいの数値だったんだろう。驚くべきはかつて東西冷戦の最中、大気圏内核実験が頻繁だったころ、海中の放射線値が15Bqにもなっていたこと。そんな時代に幼少期を過ごし、いまアラカンになったワシらは、人体実験の最終段階に入ってきたような気がするなあ。ちなみに、たまにFukushima Dai-ichiとかで検索すると、日本ではあまり目にしない記事がヒットするのだ。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です