今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜46で推移していたようだ。ピークは今朝の5時。昨日、1Fの排水溝の放射性物質濃度が、通常の約70倍を記録したそうな。しかも濃度上昇の原因が不明だという。記事にあるように「原発をコントロールし廃炉にする作業がいかに困難であるか」ということだ。で、これが想像の域を出ない出来事ならともかく、すでに3年も前にぶっ飛んで、じっとそこにある施設だ。ふつうになら、日本の最高峰の知見をすべて注ぎ込み、廃炉のための作業が行われ、同時にぶっ飛んだ核施設に対するあらゆる研究も進められている、と考えるのがふつうだと思うんだけど、どうもこの国ではそうでもないようで、1Fではどうやら無為無策な対症療法に終始し、次から次へとマイナーなトラブルを起こし、それどころか作業員のボーンヘッドまでもが頻繁に報道される始末。雰囲気としては、二軍や三軍が後始末をさせられているといった印象だ。たぶん一軍は、再稼働の作業に邁進しているのだろう。