今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜47で推移していたようだ。ピークは昨夜21時。数日前から書いてる老朽原発の廃炉だが、今日、関電が美浜の1、2号機、そして日本原電が敦賀1号機の廃炉を正式に発表した。これがめでたしめでたしかというと、そうではない。まず動いている原発でないと交付金が出ないから、地元の反発は必至だ。リスクと引き替えの交付金ズブズブでやってきた地元に同情すべきかどうかは別として、いきなりバッサリやるわけにもいかないだろうから、廃炉中の原発にも何らかのズブズブが必要になるのだろう。また、廃炉の判断は純粋に経済的な理由なので、経済的に見合う(あくまでもぶっ飛んだリスクを税金に押しつけられるとか、廃炉費用を棚上げできちゃうから見合うわけだけど)美浜3号機、高浜1、2号機はさらに20年の運転延長を申請してくるだろう。朝日は「選別の時代」と書いてるが、それはあくまでも、ズブズブな法や税制度のままで、の話なのである。