今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は38〜44で推移していたようだ。同じ雨模様でも、北からの寒気が流れてくるような雨なら、線量は上がるのだ。この何年か、何回も書いてるけど、放射性物質は、北からやって来るんである。
その爆心地である1F(フクイチ)の1号機で、10日に初のロボット調査が実施されるそうな。ロボットつっても、10cmの配管を通れるような小型のもので、カメラや放射線量測定器、温度計を搭載したのを内部に入れるんだそうな。2年前の調査では、1号機格納容器内の線量は、おそらくもっとも入り口近くで11Sv/h。ミリもマイクロも付いてないSvである。だいたい4Sv喰らうと50%、7Svで99%の人間が死ぬというから、40分いればみんな死んじゃう線量だ。逆に言えば、そんなところで40分死なないなんて、人間ってすごいかも。
もっとも、こんなのでは溶け落ちた燃料までは到底たどり着くことができない。1階フロアなど周辺の状況を確認するのが目的だという。