今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜42で推移していたようだ。ピークは雨嵐のようだった昨夜22〜23時。
何ヶ月も核汚染水の外洋への流出が放置されてて、ようやく発表するとともに手を打ったはずの排水路。ところがこの雨で、またまた汚染水が外洋へ流れ出してたようだ。まあ、どう手を打ったかと言えば、外洋に通じてる排水路の水を、8台の仮設ポンプで港湾内へ繋がる排水路へ移してたというもので、今回、その8台のポンプが全部停止し、雨水が堰を越えて海へ流れ出してたということのようだ。
8台まとめて止まるなんて、ポンプがまとめて一気に壊れるわけないから、おそらく電気系の問題だろう。工事現場で使う電源コードリールを現場まで引いてポンプまとめて繋いでたら根っこが抜けたとか、そういうマヌケな原因しか思い付かない。まあ、東京電力っちゅーくらいで、こいつら電気の専門家なのかと思ってたけど、どうもそうではないようだ。それに、外洋へ行く排水を港湾へ流す、というけど、港湾たって海である。港の出口にシルトフェンス垂らしただけで、外洋と完全に遮断されているわけではなく、港湾内の海水は1日に半分入れ替わってるそうな。つまり、彼らの対策とは気休めとかのレベルを超えて、まったくの無意味なのだ。
昨日、原発の安全基準に関して、一般の工場や新幹線と比べるのは間違ってると書いたけど、いやいや、そこらの町工場でも、もーちょっとまともな安全基準と対策をもって稼働していると思う。だから原発に対しては、せめて一般の工場とかヒコーキ並みの安全対策を施してくれよ、と言うべきなのだろう。