今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。今日から、中断されてた1F1号機の建屋カバー撤去作業が再開されるそうな。汚染された瓦礫が飛散しないようにカバー作ったんだけど、後先考えてないからか、カバーが邪魔して核燃料を取り出せない。って、もちろん溶け落ちた核燃料のことじゃなくて、建屋4階のプールにある使用済み核燃料である。水素爆発したから、建屋上は強烈に汚染された瓦礫が散乱し、もちろん作業員が近付けるわけではない。そして以前も瓦礫を撤去する作業で、周辺の線量が上がったりしている。飛散防止剤を散布してどれほど効果があるものか、これまで一部のパネルを外しテストしてきたわけだけど、果たしてその成果は。高汚染の瓦礫が撤去され、使用済み核燃料が持ち出されるのはいつごろだろうか。そして、そこから数十メートル下、運が良ければ地上5階地下1階の底で止まってるかもしれない、本丸である溶け落ちた核燃料にアクセスできる日は、いつの日か。
