今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜46で推移していたようだ。ピークは昨日の朝9時。
報道によれば、政府が廃炉工程表を改訂したそうな。溶け落ちた核燃料の取り出しや廃炉完了まで30〜40年という全体の工程は維持しつつ、貯蔵プールからの燃料取り出しを3年遅らせたりという内容らしい。NHKなどは「政府と東電」が発表というんだけど、その本体がわからない。で、いろいろ検索したら、やっぱりここか、の経産省サイトで発見したわけだけど、日付が5月21日になっとるじゃないか。なんでいまごろ、一斉に報道されるんだろう。原発はコントロールできないが、マスコミはアンダーコントロール、というわけか。しかし、空疎なPDFだなあ。”初号機の燃料デブリ・炉内構造物の取り出しの開始 (現行:2021年内) 【変更せず】”とかあるが、取り出す方法はおろか、そもそもどこにそれがあるかさえサッパリわかってないし、それを知る方法すら、ナニもかもこれから考えようという話である。この工程表を出してくる経産省(政府)の廃炉・汚染水対策チームは宮沢経産相以下各省の副大臣や官房副長官クラスがズラリだが、前にも書いたように中川郁子あたりを筆頭に、原発のことなんか1mmもわかりそうもない人物がズラリだし、だからこんな会議に本人出てるとも思えないし、代理人ズラリのしゃんしゃん会議かなあ。いや、勝手な想像だけど。