今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
核燃料の上に30数トンもの構造物が落下する……。地震で落ちたにしろ、水素爆発で落ちたにしろ、想像しただけでオシッコちびりそうな話だけど、それが1Fの3号機で現実に起こった現実だ。幸いにも、構造物は燃料プールを破壊することなくソフトランディング(?)。ついでにデカ過ぎて燃料プールに引っかかり、核燃料をボコボコにしたりもしなかった。福島民報によれば下敷きになった核燃料は、4体、そのハンドル部分が歪んでいたそうな。いやあ、ホント、たぶん神でも仏でもいいが、誰かがその大きな力で最悪の事態を食い止めてくれてるとしか思えない。
思えば国も電力会社も、地震の起こる確率、テロの起こる確率、そして過酷事故の起こる確率を計算して、原発は安全だと言い張ってきた。いや、いまも言い張ってるんだよな。実は数字が先にあるのではなく、商売の都合が先にあって、それをごり押しするための数字のトリックなのだけど、役所でも企業でも、数字は問答無用のチカラ持ってたりするんだよなあ。
では、2011年3月11日からいまに至るまで、1Fで起こった「幸運」を数えて、そのすべてが同時に起こる確率を計算してみたらどうだ。たぶん菅直人じゃなくても、神がいるとしか思えない、とか言い始めるぞ。