今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜46で推移していたようだ。ピークは深夜1〜2時。
福島県が、1F(フクイチ)がぶっ飛んだことによる被曝で”子供の甲状腺がんが増えたかどうかを推定する研究を始めると発表した“そうな。へ? いままでやってきてるのは、研究してなかったのか? このblogでだって、「甲状腺」で検索すれば10以上のエントリーが出てくるくらい、山下俊一をアタマにはじまった福島県の調査は既報道のはず。最新のものだと、事件発生時に18歳以下だった38万5千人を対象に検査して、2015年5月の段階で103人がガンだと確定した、なんてニュースが既配信だが、それは研究じゃなかったのか? 子どもの甲状腺ガンは100万人に一人とか言ってた山下俊一の話通りにはいかない結果が出てきたので、もう一回、県が求めている結果が得られるような研究を始める、ということなのかな。
広島、長崎、そしてチェルノブイリなどの知見から、甲状腺ガンが放射性ヨウ素に誘発されることは判明している。日米の共同研究機関「放射線影響研究所」による最新の研究では、10歳未満で1Sv浴びた場合、10m以上の甲状腺結節ができる可能性が線量ゼロの人の2.65倍になり、しかも「結節が大きくなるのは、被曝した放射線量に関係があると推測できる」んだそうな。しかも被曝による高リスクは50年以上続くという。しかし福島は、「全員への検査ががん発見の確率を上げた」と言い張るばかりである。