今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜44で推移していたようだ。ピークは昨日の朝9時。雨が止んでからは、いつもの感じの推移である。今日は早くに家を出たので、写真は朝の7時過ぎのものだ。
林幹雄新経産相が1Fを初視察したそうな。”「やはり国が前面に立ち、やるべきことはしっかりとやっていかなければならない」と述べ”たそうな。林経産相、その直前にも”「事業者として責任を全うするのが当然」としつつ”原発事故を「再稼働を進める政策判断をした政府の責任」があると言っている。
たとえば東電が原発ぶっ飛ばし、東電は賠償に耐えきれず倒産した、というならそりゃ被害者救済のために政府が全面的に関与するのが当たり前。しかし現実に政府がやったことは、加害企業である東電の責任は一切問うこともないままに、被害者の前に東電を救済することだった。そしてこれからも東電を支援する、と新経産相は言っているんである。もともとが総括原価方式で損をしないのが当然だった電力会社だが、さらに原発は、儲けは自分のモノ、トラブルは政府丸抱えというステキな話。もちろん会社や団体いっぱい作って天下りポストや再雇用先を山ほど用意したり、それらの関連するなんだかんだやつるんでる研究機関や学校へ利益をたっぷり還流させたりするなど、法に触れないクレバーな賄賂、あ、日本語では見返りっちゅーんだっけ、をふんだんに用意する。そして故郷を汚染された住民は泣き寝入りだ。まったくこれが時代劇なら、絶対に印籠が飛び出したり将軍が暴れちゃう展開なのだが。