今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。写真は朝8時45分、家を出る直前に撮ったサザンビーチである。
1Fで、「海側遮水壁の効果」が出てるそうな。取水口周辺のストロンチウム90が1リットルあたり140Bqから1.9Bqになったっちゅーから、まさに激減なんだけど、んじゃ、そのストロンチウムはどこへ行ったんだよ、という話である。放射性を消滅させる技術はない。除染というのは、そこにあるものを、どこか別の場所へ移すということなのだ。海へ流れなくなった158.1Bqのストロンチウムを、遮水壁で敷地内に留めた上でキッチリ掻き集めて、タンクに保存したというならステキな話なのだ。しかしただ敷地の地下水を止めただけなら、いまは地下水の水位が上がってるだけだが、水が別のところへ流れ出すだけのことだ。逆流すれば、建屋に流れ込む前に汲み上げてるつもりの井戸水が汚染されるだけのことだ。東電のやってる作業は、あるいは報道の内容は、そこのところがサッパリ見えないんだよなあ。
