今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
瀬戸際もんじゅによれば、悲願の県道改修がもんじゅ誘致の原動力だったらしい。連載4の”巨額な交付金が「フル稼働」“によれば、廃校となった美浜町丹生小校舎を、実験教室や120人収容のホールなど観光、教育の拠点施設となる町エネルギー環境教育体験施設へ整備するのに15億円、約24億円で豪華客船を模した温泉施設「リラ・ポート」を建設したり県全体では約53億円が交付され、各地で温浴施設などが整備された。初送電翌年から固定資産税も入り、初年度の96年度は機械設備への課税分だけで70億円超だったそうな。なんとも異常な世界だなあ、なんて思うわけだけど、記事を読んでも、そういう意識は感じられない。迷惑施設を受け入れる見返りというより、なんだろう、がんばって誘致してゲットした新産業、という感覚なのかもしれないなあ。記事は、地元民も「廃炉やむなし」という声が増えていると紹介しているが、廃炉になって補助金が途絶えたら、それらの施設を維持管理する費用さえままならなくなるだろう。まあ、そのときはきっと日本原電敦賀原発の新増設を誘致するのかも。