今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
「原発さえなければ」
そう書き残して自死した酪農家。相馬の牧場が汚染され、原乳が出荷停止となって牛の処分に追い込まれた。その無念さはいかばかりか。東電は、当初はなんと原発事件と自殺の”因果関係を否定”して争ったが、勝ち目がないと判断したのか、謝罪しないことを条件に和解に応じた。残された子どもたちと生きるために、忸怩たる思いを噛み殺して和解に応じたであろう遺族。しかし、ふつう、謝るだろう。自分たちの無作為で原発吹っ飛ばして、無辜の人の生活をぶっ壊したんである。因果関係とか裁判とか慰謝料とか、そういう話の前に、まず謝るのが当たり前の人間だろう。本当に因果関係がないと信じるなら、判決が出るまで裁判で争えばいいだろう。それが、和解文書に謝罪の文言を盛り込まないことを条件に数千万円払うというのは、つまり”謝らないこと”を数千万円で買ったようなもんである。なんだろう。プライドなのか? その程度のことで自殺するヤツは、死んでもしょうがない人間だとでもいうのか。ちょっと理解できないニュースなのだった。
