ヒコーキのような名前だが、技術的にはヒコーキそのものだ。もともとが小型艇やミサイル艇用の軍用技術のコンシューマー転用で、民生機の愛称はジェットフォイル。2基のガスタービンエンジンで2基のウォータージェット推進器を駆動し、シートベルトを着用させた乗客を260人も乗せて、時速80kmで海面上を滑空する。川重もライセンス生産していたが、これはボーイング社製の機体だ。水中の翼のフラップを自動姿勢制御装置でコントロールし、内側を落として旋回する感じはまさにヒコーキ。乗ってて、思わずオオッとか声が漏れちゃった。w