今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
止まってる中電浜岡原発2号機で火災が発生した。数年前に廃炉となり発電は止まってても、原発は動いているのだ。排気ファンの軸受けが劣化してうまく潤滑できず、火を出したらしい。まあ、78年の運転開始から動いてた軸受けだったら40年弱も回ってた部品。折れたっておかしくないわけだが、40年というのは、つまりそういう時間なのだ。このうえさらに20年動かそうなんて、度胸があるよなあ。
おもしろいのはこの件の報道が、各紙で違うこと。反原発系はもちろん“火災”だが、産経なんかは“ボヤ”である。意図が透けて見えるなあ。
意図が透けると言えば、北朝鮮の核実験に関する報道もそうだなあ。保守系(笑)は徹底糾弾の構えだが、寄ってる新聞ほど、あれは原爆で水爆ではない、という論調だ。原爆なら、なーんだ、たいしたことじゃないや、とでも思うのかな。ま、もちろん技術的にも、今回の事件の軽重でも、原爆と水爆の差は、そりゃもうめっちゃデカイわけだが、北の核実験は、そういう問題ではないだろう。
