今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は37〜40で推移していたようだ。
いわゆる生業訴訟(生業を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟)の原告団と弁護団が、福島県の原子力損害対策協議会の構成各団体に対し、年20mSvを基準とする避難指示解除や賠償の打ち切りなどの施策を改めることを国や東電に求めるよう要請したそうだ。どこかに線を引かないといけないのはわからんでもないが、それが20mmというのはどうよ、という話もあるわけだ。ICRPの基準は年間1mSvである。ICRPの基準20〜100の,一番厳しい基準を採用したと政府は言うわけだが、そりゃあくまでも緊急時の話である。1m超えて賠償したり原状回復するのは、経済的にはあり得ないから、勝手な都合で緊急時は引き上げてもいい、ということにしちゃっただけの話だ。
茅ヶ崎が、冬にちょい高めになって毎時0.04μSv。1日24時間で0.96μで、1年365日で350.4μSvである。だから実は年間1mSvってのは決して低くないわけだ。そのうえ、原発運営側の都合で決められた“緊急時”とか言う数字をもってきて、それで除染完了、避難指示解除というのは、単にとっとと賠償を切りたいだけだと言われてもしょうがないのだ。