今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は41〜47で推移していたようだ。ピークは今日の0時だが、昨日15時から5時までは45以上という、最近では珍しい高めの推移だったようだ。
免震重要棟を作るつって再稼働の許可をもらったくせに、再稼働したあとで重要棟作るのやーめた、とか言い出した問題で、当然、規制委がカンカンなわけだが、九電の瓜生社長は29日、規制委が怒っても見直す考えがないことを強調したそうな。もっと安全確実で素晴らしいモノを作るから、みたいな理屈ならともかく、九電が言うのは小規模な代替対策所を継続使用し、隣に耐震の支援棟を造るというもので、安上がりにしようという意図はないと強弁しようとも、新規に免震重要棟建てるより、小さな支援棟建てるほうが安上がりなのは言うまでもないだろう。すでに周辺の線量が高くなっちゃって移動できなかったらどうするんだ、なんてことは、たぶんそのまえにみんな原発放棄して逃げちゃうだろうから関係ないのかもしれないが、原発がぶっ飛ぶかも、なんて緊急時に、職員が相互に建物間を移動しながら作業するなんていう非効率は愚の骨頂だろう。そういうアホなことにならないように、重要棟を建てるというプランを規制委に提出し、そして合格したのだ。
それを、再稼働したあとでチャラにしようというのが許されると思うのが、まったく理解できない。ビジネスとか以前に、人として許される行為とは思えない。しかも九電、このあと玄海3、4号機の新規制基準の適合審査を受けるつもりなのだ。あとから好きに変えちゃうような審査書類を、規制委が信じるとでも思うのか。