今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜50で推移していたようだ。ピークは昨日17〜18時だが、雨模様だった昨日午後から雨が上がった深夜まで、ずっと高めの推移だ。
新たに重要免震棟を建てるという計画を規制委に出して再稼働の許可を取ったくせに、再稼働させてもらった後から建てるのやーめた、とか言い出して規制委や世間から叩かれた九電だが、佐賀新聞によればこんどは「原点に戻って幅広く検討する」とか寝惚けたことを言いはじめたようだ。“「やっぱり免震重要棟を造るという結論もあり得る」と再び方針転換する可能性にも言及”とかゆっとるが、アホか。そもそも原点に戻って原発の安全性を考えて、そのうえで安全のために重要免震棟が必要だから新設する、と言う案を規制委に出したんじゃないのか。“免震重要棟を撤回した背景を「実証試験や保守メンテナンスの課題があり、解決には相当期間を要する。耐震構造ならば実績が豊富にあり、自信を持って確保できると考えた」と説明した”とかうのは、なんのこっちゃ。いくつもの課題があって解決に相当期間を要する、なんてものを計画に盛り込んで規制委を騙し、先に再稼働したというのか。
こんなアホな話が通って、九電、まだ原発回していられる理由が、ワシにはわからない。筋から言えば、まずウソついて再稼働した原発を止める。そのうえで、それこそ原点に戻って安全を考えて、重要免震棟なりそれ以外の方法なり、とにかく事故った原発をなんとかするための場所を計画し、規制委とやりとりして合格をもらい、その施設を完成させた後に再稼働、というのが正しい道だろう。田中委員長、不快感を示した、なんてやってる場合じゃないんじゃないのか。
それにしても、俗に九州男児ちゅー言葉があって、正義感だとか質実剛健だとか、そんな印象を九州の男たちに投影してたわけだけど、うーん、もはやワシのイメージ的には、そういうステキなステレオタイプは、ほとんど消え失せちゃったぜ。