今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
ついに日本の人口が、減少した。核汚染で有効利用面積を失った福島の話ではない。ていうかもちろん福島は11万5千人という過去最大の人口減少を喰らうなど、1F事件の爪痕はあまりにもデカイが、そうではなくて日本全体が、人口減少の局面に突入したということだ。マネタリーベース拡大で長期金利もマイナスだ。そしたら株は下がる、円は下がるで、23日の衆院財務金融委員会でとうとうマネタリーベース拡大政策について、日銀総裁と副総裁がその効果を自身で否定。と、経済政策の失敗でこの国の勢力は見事に右肩下がりだが、嫌気がさした黒田が辞めることはあっても、国の責任者は責任取らないだろう。
3号機に続いて高浜4号機も今日夕方には再稼働する見込みだが、不作為から1Fをぶっ飛ばした東電では、これまでのところだれも責任を取ってはいない。ちょうど今日、去年8月、第5検察審議会が起訴議決を出して半年、ようやく勝俣会長らが検察審の起訴議決に基づく強制起訴に踏み切られる見込みにはなったものの、罪名が業務上過失致死傷罪では、有罪に持っていけるとはとても思えないから、こりゃ一種のポーズなのかもしれない。なんにしろこののち高浜がぶっ飛ぶことがあっても、関電社長の八木を筆頭に、たぶん誰も責任を取らないだろう。
この国が、この先どんどん衰退したり、あるいは原発事故や戦争などの厄災に見舞われることがあるとしたら、その原因は、エライ人間が責任を取らないようにできている、この国のシステムにあるに違いない。