この日記は、茅ヶ崎某店ことBOTCHY BOTCHYのblogのコピペである。
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今夜はよしだよしこさんのライブでした。フォークグループ”ピピ&コット”のメンバーとしてELECレコードよりデビュー。吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸、海援隊等のアーティストと共に活動した、そうそうたる経歴のシンガーソングライター。その透き通った歌声とギター、そしてマウンテンダルシマーの響きに癒された夜なのです。また、ブルーグラスナイトでおなじみの杉本さんが旧知ということで、マンドリンが加わったサウンドもステキなのでした。
今日は3月11日。奇しくも5年前のこの日もライブが企画されていたのですが、ミュージシャンこそ平塚から歩いてきてくれたものの、お客さまはたどり着けず、もしいらっしゃってもそんな気分になれたかどうか。やはりあの夜は、祈りの夜になったのでした。
そして個人的な話で恐縮ですが、よしだよしこさんの唄った、最後のナンバー「高野君の焼鳥屋」は、いわき駅からすぐの焼き鳥屋さんの歌で、♪私はレバーのタレが好き、というコミックソングのようなフレーズのなかに、震災と原発事件のダブルパンチを喰らった店主の胸を締め付けられるようなエピソードや、復興景気に沸く被災地の不思議、食や電気の供給に無頓着だった自分たちへの戒めなどが織り込まれていて、かなり長いナンバーながらそんなこと微塵も感じさせない、大きな物語となっているのでした。あの日から、5年、忘れないことを自らに課して、毎日、個人blogに原発のことを書き続けているワタクシとしても、大きく考えさせられる夜になったのでした。