今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
大津地裁の仮処分決定に、関西の経済界はカンカンである。
「なぜ一地裁の裁判官によって、国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」
まあ、もうなんちゅーか、言うまでもないことだけど、法の正義と公正に立ち、行政や立法から独立して法を適用し、国家に作用するのが司法権である。国のエネルギー政策が「違法」かどうかを判断するのが、司法というものなのだ。そして今回の地裁の決定は、こんなふうに経済界が政治と癒着して横暴を働こうとしたと住民が訴え、「それは違法である」という判断を裁判官が下したという話だ。文句があれば、異議を申し立て、それが認められなければ、上級審で争えばいい。そして最終的にどこかで判決が確定したら、それが結論だっちゅーことだ。んなもん、小学生の社会科の話だろう。
「こういうことができないよう、速やかな法改正をのぞむ」
意義審の担当が仮処分を決定した裁判官だということで、かけられるだけのプレッシャーをかけておこうということなのかもだけど、それにしても“こういうことのできない法改正”ってなんだろう。司法権を行政の下に置くようなことだとか、あるいは経済界独裁とかいった、新しい政治システムでも考えているのかな。
関経連会長は関電会長だから怒り心頭なのは当然だが、これを言った角和夫関経連副会長は阪急電鉄会長。電気代が下がらなければ原価率が悪くなる大口の利用者でもあるが、どっちかつーとこれは一蓮托生の経済界仲間としての発言だろうなあ。