今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
首相が核サミット出席のため渡米した。ま、核物質の安全を確保し、管理を厳格にしようっつーサミットだが、ぶっちゃけIAEAと同じく、核の拡散が世界の安定を脅かすという名目の、しかし実際には既保有国のみが核兵器の抑止力をほしいままにすることと表裏一体のイベントである。確かに核兵器が拡散したら、いいことはなにひとつない。しかし、いわゆる常任理事国(戦勝国)が核を独占し、核の力を背景とした有力な地位をほしいままにしてきた戦後。戦後に生まれた異体制の国がなぜか戦勝国の立場を保有する矛盾(そもそも勝ってないとも言えるが)。そしていまやその5国を超え、ほぼ10カ国が核を保有すると見られる現実。肺尖から70年経てなお、安全保障もエネルギーも戦勝国に首根っこを掴まれたままで、とでも独立国とは言えない某国。そんな状況に、トランプの発言はある種の風穴を空けるかもしれない。現におおさか維新の松井知事など、あっちこっちから「議論すべきだ」という声が沸き上がってきた。
左巻きの人たちの反原発デモは、後ろに米軍基地だの安保法案だの、よけいなオマケが付いてきて、なーんだ、コイツら、実は原発なんかどうでもよくて、要するに政権を叩きたいだけなのか、とバレてしまうわけだが、ホントのことを言えば、国防とエネルギーは不可分なのである、という当たり前の話でもあるのだ。