今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
欧州委員会がEU域内で稼働する14カ国129基の原発に関して、福島の事件を受けての新設や廃炉、核廃棄物処理に必要な投資を計算したところ、2050年までになんと7600億ユーロ、96兆円にのぼったそうな。記事によれば“原子炉の稼働延長をしなければ、30年までにEU域内の90%の原発が老朽化に伴って停止を余儀なくされ、多数の建て替えが必要”で、そのコストが4500億ユーロだとか。日本の場合、40年ルールとエネルギーミックスの目標値が矛盾しているわけだけど、さっき止まったばかり、なんてのも数えて54基だっけ。素朴に原発の数で計算すれば40兆円だ。原発の新設云々は別にしても、とても経産省が机上で計算するような、廉価な電力が供給できるとは思えない。
ちなみに日本政府が2030年に目指すとしている電源構成は以下の通りだ。
●再生可能エネルギー:22〜24%
太陽光7%
風力1.7%
水力8.9〜9.2%
バイオマス3.7〜4.6%%
地熱1〜1.1%
●原子力:20〜22%
●火力:56%
石油3%
天然ガス27%
石炭26%