今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
時事によれば小泉元首相が記者会見で、野党が「原発ゼロを言い出せないのが不思議だ」と言ったそうな。もちろん不思議でもなんでもない。電力会社の労組はその経営陣と同じく、早く原発を動かしたいのだ。一方の安倍に対しても、「原発ゼロを宣言すれば、多くの国民は賛同する。首相だったら、なぜこのチャンスを生かさないのか歯がゆい」とも言ったそうな。自民を支持する層だって、実はみんな原発はヤバイと思っている。だから原発をやめると宣言でもすりゃ、人気はうなぎ登り。後世に名を残すという意味では、郵政や道路公団の民営化どころではない評価になるだろう。しかし小泉だってわかっているように、野党も安倍も、そこを争点にしない。選挙に勝つことよりも、国民の広い評価よりも、もっと大事なことが、彼らにはあるというわけなのだ。
