今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は37〜42で推移していたようだ。ピークは今朝6時だけど、雨模様などの状況に応じてかなり上下してた一日。もっとも0.06の範囲の話ではあるが。
なんと大英帝国がEU抜けるそうな。投票率72.2%で、1.9%の判断の差が、英国の、欧州の、そして世界の命運を決めちゃった。レファレンダムの恐ろしさ。アタマのいい、金持ちなイギリス人、ひっくり返って驚いたに違いない。
この国で、原発の是非を同様に問えば、おそらくは1.9%なんて僅差ではなく、否定されてしまうだろう。それで日本から原発が消えることを、この国を牛耳っている人間たちは許さない。平たく言えば、バカに物事を決めさせるな、という話である。世界のこと、地球のこと、エネルギーのこと、科学のこと、安全のこと。オレらが考えて上手くやってやるから、オマエらは黙々と牛のように労働しろ、ということである。
アホは、理ではなく情で動く。理想ではなく、ハラの減り具合で投票する。そしてときに革命を起こし、歴史を変える。キャメロン、きっとアホのパワーをなめてたと思うけど、しかし大英帝国では、このレファレンダムの結果が、連合王国の分離を招こうとも、欧州に崩壊の雪崩を引き起こそうとも、国家の都合より「民主主義」の方が上位の概念であるだけ、この国よりずっとマトモだ。ていうか、この国、そもそも民主主義なんかないんだけど。