今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
科学は、日々進歩する。熊本の地震でも、揺れと被害に対する新たな知見が得られるわけだ。で、大飯原発などの地震規模を算定する計算式では、西日本に多い垂直の断層に見合う計算式による計算の、1/3〜1/4程度になる可能性があり、現にその計算式では熊本の地震のデータなどが説明できないという。だから再計算が必要だ、と言い出したのが規制委の前委員長代理、島崎邦彦。6月17日の報道では、田中委員長は「指針は簡単に変えられない」などと解答したようだが、21日の報道では大飯原発で想定している地震規模を、計算し直すことを決めたそうな。ま、これがいわゆる、最新の知見の反映である。で、高浜に関しては“大飯原発の結果が出た後に検討する”そうな。すでに動いた原発(大津地裁に止められちゃいるが、高裁で動かせるつもり)まで、またややこしいことにしたくないんだろう。ここらで、科学以外の判断が入ってきちゃうわけである。