今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。水平線がよく見えなくて、写真がちょいとナナメだ。
東電と経産省に凍土遮水壁を薦めたのは、どこのゼネコンだっけ。既に350億円突っ込み、年間10億の維持費(あくまでも東電の、おそらくが極小に見積もった数字で、実際にワット数で計算すると、電気代だけで年間30億円超というのもあった。まあ、東電が使うんだから電気代は原価なんだろうが)ぶっこんで、しかし汚染水の増加量は増え続けている。時事の記事によれば、運用開始前は500tだった汚染水増加量が、凍土遮水壁運用後は560tだとかで、1割以上も増えている。しかも記事にもあるように“「台風で大雨が降った」「地下の一部で凍りにくい場所がある」「凍土壁の内側と外側で地下水の水位に差があるので、氷の壁はできている」。経済産業省資源エネルギー庁と東電は効果が表れない理由を訴えつつ、失敗とは認めない”。もしかしたら凍土遮水壁は、汚染水の流入を減らすことではなく、ゼネコンにカネを流入させることが目的だったのかも。
彼らがこうなると、いつも言うのが「想定外」だ。一般企業で、想定外に売れませんでしたとか、想定外の欠陥出しちゃいましたとかいったら、そいつの評価はサイテーである。場合によってはクビだ。なのに役所や東電では、ああ、んじゃキミは悪くないね、ちゃんちゃん、という話で終わるようなのだ。不思議だ。
