今日朝9時の線量は0.046μSv/h。そしてこの24時間は38〜47で推移していたようだ。ピークは今朝の7〜8時。
原発には直接関係ないけど、東京都・豊洲市場の盛り土の問題で、盛り土をしないと決めた会議やその人物を特定したそうな。都はこの問題で9月に内部調査し、「明確な時期や責任者は特定できなかった」と公表したんである。それを知事がひっくり返して再調査を指示したら、出てきたのだ。つまり、官僚組織だとか、東電のようなデカイ会社、記録が残ってないわけがないのだ。内部調査でわからないというのは、それはつまり「言いたくない」という意味なのだ。
１Ｆの問題だって、ヒーロー扱いされてた吉田所長が、原子力設備管理部長時代、1Fが15mの津波を喰らうという新しい知見を元に、防潮堤を高くすべきではないかと検討された社内の会議で、数百億円の費用をケチって「そんな必要はない」とつぶしたわけだが、一方、そういう東電の判断を支えてきた経産省、原子力安全・保安院は、国会事故調の証言ではいろいろ出てきたようだったが、結局誰もまともに責任を負っていない。あの“偽装”審議官だって、社会へは“更迭”と書かれたが、実際には環境省水・大気環境局の福島除染推進チーム次長に横滑り。しかもなぜか東京勤務だったこともばれたけど、その2年後に悠々退官し、現在は矢崎総業矢崎ブラジル有限会社副社長に就任している。どうせブラジルなんかに赴任せず、余裕の東京勤務なんだろう。ていうか、勤務してるほかホントに。
って、まあ、んなことはどうでもよくて、つまり、役所にしろ企業にしろ、ホンキで責任を追及しようと思ったら、実は簡単にできちゃうんだけど、それをあえてウヤムヤにしてソイツを守ることで役所や企業全体を保身し、マスコミも同じ穴の狢だから、そのままプレスリリース丸写しの記事書いて、チャンチャン、なのだなあ。
そういう意味では、東京都は小池という面白い選択ができたけれど、さて、日本全体となると、うーん、果たしてどういう選択肢が残されているのだろうか。
