今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
美浜3号機が、規制委の運転延長の審査に合格したようだ。関電のWEBでは12月になってて、間に合ってるような顔になっているが、wikiによれば、運転開始日は76年3月15日だから、もちろん40年過ぎた上での認可だ。まあ、その半年が大きな意味があるとは思えないし、そもそも40年という民主政権が決めた数字の根拠にもいろいろあるわけだが、民主のときは少なくとも、このままで40年過ぎた原発を減らせば、40年後には原発がなくなるよね、というのを、ホンキで考えてたんだろう。自民が政権を取り返したとき、そこをひっくり返すと国民の反発を買うので、まるで原発を時限システムでなくす政策をそのまま引き継いだように見せかけて、実質的には多少の安全対策を投資させることと引き替えに、電力会社が好きなだけ運転できる方策を思い付いたのだ。結果、電力会社は費用対効果だけを考え、どうでもいい原発は捨てるが、カネを生むと判断して延長を申請した原発は、すべて20年の延長を認めさせている。だからこの時事の記事は見出しに「形骸化」と書いているが、つまりこれが、自民政権誕生時に電力会社と合意した、正しいカタチだったんだろう。