今日朝9時の線量は0.050μSv/h。そしてこの24時間は38〜56で推移していたようだ。ピークは今朝6〜7時だが、深夜1時に41を超え、2〜3時には47、4〜5時は52と、冷たい雨ならではの高目の推移だ。
先日から方針は暗に示されていたが、政府の高速炉開発会議は、もはやどうしようもないもんじゅをチャラにしつつ、別口で“より実用化に近い実証炉を国内に建設する”つもりのようだ。その会議のメンバーは、世耕産業相を議長に、松野文科相、電事連、原子力機構、三菱重工業。って、おいおい、結局、もんじゅ利権を貪るだけ貪って、なんの成果も上げられなかった連中が、こんどは経産省の旗振りの元に集まっただけじゃないか。規制委が新たな受け皿を求めたもんじゅ。それを用意できなかった既得権集団は、同じ受け皿のままでも、新たな高速増殖炉を作っちゃえば、それはもんじゅじゃないから規制委も文句言えまい、と考えたのだ。狡猾、というか、ホントただの浅知恵だが、日本のシステムに、たぶんそれを止める手立てはないのだ。