今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜52で推移していたようだ。ピークは未明5時だが、寒い雨のパターンで、昨日19時以降は40超、さらに遅くから朝7時までずっと高目の展開である。
3号機が再稼働した伊方原発の、“定期点検中”の2号機配管から放射性のホウ酸水が漏れた原因は、「試験時の運転で配管に大きな振動が長時間作用し疲労割れが起きた」んだそうな。再稼働している3号機は94年と比較的新しい炉であるのに対し、2号機は81年初臨界のちょいと古い炉。で、まあ多少の新旧はあるにせよ、プラントであるからには、そういうトラブルは日常茶飯事だろう。問題なのは、そのとき漏れるのが水や油ではなく、劇薬でも毒薬でもなく、放射性だっちゅーことなのだ。振動で金属疲労して漏れるような、一般プラントと同じ設計、構造、設備、品質、そして管理体制ではダメなんではないのか。