今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間は37〜38で推移していたようだ。
青森の東通まで、先日は社長が訪れ、こんどは常務が出向いて、17年度の電力供給計画で、東通原発の運転開始と工事再開を「未定」とすると伝えたそうな。当たり前である。まだまだナニが起こってもおかしくないような1Fの面倒を見つつ、なんとか動かしたくていろいろやってきた柏崎刈羽はまたまたチョンボが出て規制委に社長が呼び出されたりで、敷地造成なんて段階の原発に手間暇かけてる余裕なんかあるわけがないのだ。
怒りがおさまらないのは、東通村の村長だ。
「同じ話を6年も聞いている。福島の復興を最優先にするため、われわれも耐えてきた。具体的に何ができるかはっきりしてもらいたい」
と不快感をあらわにしている。もうね、流れ込む原発マネーだけではなく、これからできる原発の分までカネ突っ込んで箱モノ並べてきたもんだから、いまや村の会計は火のクルマだろう。デーリー東北の報道では“われわれも間接的には被害者だ”とまで言っているようだ。ナニが被害なんだかわからない。働かなくても贅沢できちゃうラクチンな暮らしを教えたオマエが悪い、というわけだろう。先祖から引き継いだ田畑家屋を核に汚染されて、いまも避難先の仮設で暮らす人が聞いたら卒倒しそうな“被害者”である。