今日朝9時の線量は0.036μSv/h。そしてこの24時間は、36に下がった朝9時以外、ずっと37で推移していたようだ。
自主避難者を「本人の責任」つったつって、今村復興相がボロクソ言われている。激高してそう言った、って部分ばかりが報道されている、いつものパターン。以前、沖縄で反基地運動をしていた“市民”に大阪府警の機動隊員が「土人」つったつって叩かれたときも、そこの部分ばかりが何度も何度も報道されたのと同じだ。地元でも気が短いことで有名、とまで書いてるメディアもあったけど、その問題発言の前後を読むと、むしろこの人、めっちゃ辛抱強い人じゃないか。ワシなら、前半の途中でとっくに切れている(爆)。まあ、こういう姑息な作戦に引っかかって怒っちゃうことをもって、大臣の資質に問題があると言うならば、そりゃその通りだけど、ふつうの感覚なら、ていうか少なくともワシの感覚なら、そりゃ怒るよな、ちゃんちゃん、という話のような気がする。
避難者個別の対応を、国が県にやらせるのが無責任だと、このジャーナリスト(?)は執拗に主張しているが、それは記者会見の仕事ではない。記者会見は、なにもかも国がやるべきだ、と言う自分の意見を大臣に認めさせる場所ではない。ジャーナリストなんだから、行政の手法に問題があると思っうなら、それを大臣に問い質し、その回答を記事で紹介するとともに自分の意見を書けばいい話だ。コイツ、記者会見と会議を混同してるのではないのか。
それに、そもそもの話なんだけど、自主避難者が本人の責任で帰らない、という発言の、何が問題なんだろう。やり方や決め方に問題があるのは間違いないけど、避難指示等が解除されたら、法的に、そこはふつうに人が住める場所である。ふつうに人が住める場所に、自分の意思で帰らないのは、その人の意思の問題である、ということになるのは当たり前だ。そういう決定や、その結果に自主避難者への住居提供などを打ち切る行政が不服なら、大臣が言うように司法に判断を委ねるのが正しい手段だし、現にそういう訴訟があっちこっちで起こされているわけだろう。激高したことを責めるのはともかく、発言内容そのものはふつうのことを言っただけじゃないのかっちゅー気もするなあ。