今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間はずっと37で推移していたようだ。この5日、ほぼ３７の推移である。
線量が安定しているせいか、原発関連ニュースも沈静中のようだ。昨日書いた伊方の町議選では、原発反対を掲げた共産の候補は最下位に沈み、全員無所属の当選者が確定した。無所属というのは、党派を超えてグローバルに政策を考える、とかいうんではなく、特定の政党に拠れない立場だという意味だ。漁協理事や組合長、PTA会長、消防団団長に教育委員長、と、そういう人たちが、白いことも、黒いことも、灰色のことも、あるときは采配し、あるときは併せ吞んで、地域の世話役として、議員してるのだ。ちょっとだけ規模が違うけど、茅ヶ崎と同じである。
デカイ都市に生まれ育って、ずっと住んでたときは、日本も民主主義の国だと思ってたけど、政治家とか議員というのは、自分に関係のない世界の人間だった。茅ヶ崎に越してきたら、政治家とか議員は、そこにいる人になった。そして民主主義という言葉の概念が、ちょっと変わった。いい意味でも、悪い意味でも。
