洋書の山

ハトロン紙のカバーに貼られたイエナの値段シールに、当たり前のように並ぶ5桁の数字。あのころの洋書って、すごく高かったよなあ。$50の本だったら、1$が240円のころに、50×240×2、という感じだったもんな。なんなんだ、最後の×2は、って感じ。そんなイエナも、とっくの昔に消えた。青山の嶋田は、まだあるのかなあ。って、おそらくは消えてるんだろうなあ。んなもん、誰も×2なんかじゃ買わないよなあ。そしてドットコム系ならともかく、一般の企業なら、×2しないと採算合わないのだろう。

あのころだって、根性あるヤツはまとめ買いとか、個人で輸入してたよなあ。ワシも、あっち行ったときは本屋で山ほど買いこんで、ヒコーキ代エクストラ取られてなにやってんだかわからないなんてことになったこともあるなあ。んなわけで、いまどきみんな、迷わずamazonだよな。比較的最近、The Beatles Complete Chord Songbookが出たとき、代理店経由だと1万円、amazonだと.comじゃなくてco.jpでも5千円だった。2冊買えるっちゅーの。で、いま念のためにチェックしたら、ペーパーバック版で\2,908、Kindle版なら1580円だ。うーん、そりゃ洋書屋、潰れちゃうわけだよな。

てなわけで、絶賛身辺整理中にどんどん積み上げられていく、洋書の山。果たして値段、付くのだろうか。

Author: shun

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