左最前列が見晴らしサイコーの特等席である一方、右最前列は、左同様によじ登る席でありながら、目隠しのプラ板で前はほとんど見えず、さらに少し残ってるスキマを上着をかけて隠す運転士さんもいたりで、いまいちビミョーな席だったわけだけど、とうとう茅ヶ崎にも登場してたか、この手の“運転手の様子を見られる”バス。
一昨年秋の、桜木町で神奈中バス運転士が路線バスを運転中に失神し、乗客5人が死傷した事故を契機に、クリアな仕切りで運転手の状態が乗客から見え、運転手に異常が見られた場合には、乗客が非常ブレーキをかけることができる「ドライバー異常時対応システム」が採用されはじめたのだ。
これで高校生が亡くなった桜木町のような事故が減るなら、とてもステキな話。しかし、そう考えるとこの右最前列シートに座った乗客は、スマホなんか触ってないでちゃんと前方と運転士さんの状態を見てなくちゃいけない(笑)し、運転士さん的には、左最前列よりもっとタチの悪いバ●席ができちゃったようなもんだろうなあ。