初夏に、宮ヶ瀬音楽祭ちゅーのの企画でやってきて、コロナ禍食らって中止になって、それ以来の来訪となった宮ヶ瀬。ホントならこのステージで、8月8日の夏の盛りに、14バンドが集結して一大ライブイベントを敢行の予定だったんだが……。
今日、この激寒の宮ヶ瀬水の郷へやってきた目的は、巨大なクリスマスツリーのイルミネーションである。まだ点灯時間になってないので、目の前に広がるのは暮れゆく宮ヶ瀬湖畔園地だ。シルエットで見にくいけど、正面湖水手前の、でっかいもみの木が、ライトアップされるんである。
まだ点灯時間に間があったので、寒さを避けるべくお店でおでん喰ったり。
岩魚の塩焼き喰ったり。
そして岩魚を箸でほじってたら、17時ごろ、いきなりパッとイルミネーションが点いた。パンパカパーン、とか、そういうのはないのね。
土日は、そりゃーもうえげつない人出らしいが、平日なので、人もパラパラである。でも、土曜は花火が上がったり、日曜は気球からイルミネーションのツリーを見下ろすツアーが催行されたりするらしい。
水の郷商店街も、全部合わせてツリーなんかよりずっと多い電飾のタマで輝いている。
オサレだったりレトロだったり、魔窟だったりの、不思議な空間……とか、6月に音楽祭の下見に来たときに書いた商店街は、今夜は、まさにディズニーランドのエレクトリカルパレードのような趣なのだった。
