妙心寺の庫裡で修行し、料理方を務めた料理人さんが開いた、門前の「阿じろ」。本山や各塔頭でのあらゆる行事等の食事を司る、大本山妙心寺御用達。お墓参りのついで、というか、もしかしたらここんちの精進料理を喰うために、お墓参りしてるんだな、とか、墓の中の両親にはとっくにバレてるような気がする。ま、そのくらい、ここんちのお料理は素晴らしいんである。ほんと、毎食こんなのが出てくるのなら、肉や魚がなくても生きていけると思う。でも、ここ何年か、少し濃くなってきちゃった気もするんだけどな。ワシのベロが劣化したかなあ。