地獄の河原かよ

専用列車で行く、って謳い文句にコロッとイかれて、柄にもなくツアーを申し込んじゃったわけだが、ツアーは企画者のアタマによっても、ツアコンの裁量によっても、クォリティが大きく左右されるわけだ。

列車の長岡到着が15時36分。そして今日の新潟の日の入りが18時52分。そして花火の開始は19時20分。当たり前に考えるなら、駅で一度解散し、参加者にトイレ行かせるだのメシや飲み物だのを買う時間を1時間程度与え、再度集合してせめて日が傾く18時半あたりを目指して駅を出発すべきところ、なんとこのツアー、電車降りたその足で、駅のトイレさえ使わせず(駅についても列車のトイレの列は残ってたのに)、会場まで強制的に連行、である。花火を見る会場の河原に着いたのが16時30分。太陽はまだまだ高く、気温は最高潮。当たり前だが、ほとんど人がいない。そりゃ、こんな時間から日陰さえない河原に座ってたら、死んでしまうわ。どうやらこのツアー企画したやつは、たぶん自分たちの面倒を減らすために、炎天下の河原に参加者を2時間以上放置することを選んだようだ。

いやね、ワシ、実はツアコンの経験あるので、解散と集合のリスクはそりゃもー熟知しちゃいるが、しかし、集合場所に来ない客を探す苦労と、参加者から病人や死人を出しちゃうトラブル、どっちが恐いと思ってんのかなー。このツアー参加者から、熱中症で倒れるのが出なかったのは、単なるラッキーだとしか思えないんだが。

なんとかカラダの冷却に努め続けて、ようやく日が陰ってきたので、プシュー。熱中症対策で、ビール我慢しなきゃいけないツアーだとは思わなかったわ。

Author: shun

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