空から雨が降るのは、当たり前である。見たとおり、雲もある。なんの不思議もない自然現象である。
雲もない空から原爆が降って、今年で78年。雨と違って、明確に、作った人間がいる。落とした人間がいる。命令した人間がいる。
もう、言っちゃえよ。落としたかったんでしょ。使ってみたかったんでしょ。どうせ相手は黄色い猿だし、平気だったんでしょ。ニューメキシコの砂漠での実験じゃなくて、人口の密集した都市で実際に使うとどうなるか、想像力の欠けた熊どもにも理解できるカタチにして、見せつけたかったんでしょ。5年越しで研究開発し、結果を明確にするために目標都市を攻撃せずに温存してたでしょ。アメリカの若者をこれ以上死なせないために、なんてきれいごと言うの、もう、やめようよ。
まずは核実験の成果を日本に見せて降伏を迫ろう、というプランはどこかへ行っちゃった。うっかり降伏されちゃったら、使うわけにいかないもんな。で、無警告に、35万人が暮らす広島の中心部上空600mで核を炸裂させたとき、ロスアラモスでは大歓声が湧き上がり、オッペンハイマーは喝采を浴びたという。
そういやいままさに、オッペンハイマーつー映画をやってるようだ。見てないのに書くのは無責任ではあるが、聞くところによると、ヒロシマで起こったことがポッカリ抜け落ちてるんだそうな。マジか。てか、レズリー・グローヴスの映画、誰か作ってくれないか。
茅ヶ崎方面 午前中天気雨でしたね? 狐の嫁入り って言うんでしたか?
へべれけさん:
おや、茅ヶ崎にいらっしゃいましたか?
ま、そんなわけで、雨なら自然現象なのでいいわけですが。