「街」を唄って泣いた。

高石ともやという人間そのものへの思い入れは、そんなにあるわけじゃないつもりなんだけど、高石ともや、そしてナターシャー・セブンのいろんな歌とその唄われていることごと、あのころそれに触れたときのバックボーン、50にもなってはじめてバンドに加わり、この歌なんかを練習していたころのいろいろなこと、そして「街」に唄われた京都のあっちこっちの場所の想い出。そこにいた両親と、こどものボク。そんなこんなが、ぶわっと込み上げてしまったのだ。

そんな圧倒的に個人的な事柄なんかに、わけもわからずもらい泣きしてくれちゃったみなさん、ごめんね。そして、ありがとう。

「街」

作詞:高石ともや
作曲:高石ともや/木田たかすけ

下駄の音 路地裏通り 雨上がりの屋根
窓越しの手まり唄 おさげ髪の思い出

この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

街の角 喫茶店 古い美術館
山かげの細い道 初恋の涙

この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

夕焼け雲 五重の塔 石畳の鳩
プラタナスの道で 君を待ちながら

この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

大学通り 流れる川 走る路面電車
背の低い山を見て 君と僕の明日

この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

Author: shun

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